都内のアパレルD2Cブランド「StyleLab」(仮名)は、AIエージェントの導入によりEC売上を6か月で30%増加させました。本記事では、その具体的な施策と成果を紹介します。
導入前の課題
従業員15名の小規模チームで、カスタマーサポートの人員不足が慢性的な課題でした。「サイズ感を教えてほしい」「返品したい」「在庫はいつ入る?」のような問い合わせが1日100件以上あり、対応が追いつかず、未対応の問い合わせがカート離脱につながっていました。
AIエージェントの構築
Difyを使い、以下の3つのAIエージェントを構築しました。
1. サイズ相談エージェント:過去の購入者レビュー、商品スペック、身長別のフィッティング情報をRAGに格納。「165cm で普段Mサイズ、このワンピースはどっちがいい?」のような質問に即座に回答します。
2. 注文管理エージェント:Shopify APIと連携し、配送状況の確認、返品手続きの案内、注文変更を自動処理。複雑なケースのみSlackでスタッフに通知されます。
3. コーディネート提案エージェント:購入履歴と閲覧履歴をもとに、パーソナライズされたコーディネート提案を生成。「このスカートに合うトップスはありますか?」の回答とともに商品リンクを提示します。
成果
導入6か月後の成果:問い合わせ対応時間が平均24時間から3分に短縮。カート離脱率が18%減少。コーディネート提案からの追加購入率が12%。結果として、EC月商が30%増加しました。AIエージェントへの投資(月額約5万円)に対し、売上増加額は月200万円以上。ROIは4000%を超えています。